神楽を奉納するに当たって,舞殿に神をお招きするという意味の舞で,氏子の人々が秋の収穫に当たってこれを氏神様へ報告し感謝し, そして神慮を慰める一種の神聖な儀式なのであると信ぜられています。 そういう意味において,神楽殿へ最初に神を勧精する儀式舞で,神楽団としては一番大切に,一番神聖視している舞です。 なお,この舞は神楽のあらゆる舞法が取り入れてあり神楽の基本舞的性格を持つものとされています。